ファンデーションはリキッドとパウダーどっちがいい?違いや選び方について解説!
ファンデーションを選ぶとき、リキッドタイプかパウダータイプか迷う人が多いです。リキッドタイプとパウダータイプのどちらにも良い点と悪い点があり、選び方次第で仕上がりや使い心地が大きく変わります。
この記事では、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの違いや、ファンデーションの塗り方について解説します。肌タイプや季節によっても、ファンデーションの選び方は異なるので注意が必要です。記事を読めば、自分に合ったファンデーションがわかり、より美しいメイクができます。
リキッド・パウダーファンデーションの基礎知識
リキッド・パウダーファンデーションには異なる特徴があり、肌質によって向き不向きがあります。リキッド・パウダーファンデーションの特徴を理解し、自分に合った選択をすることが重要です。
リキッドファンデーションの特徴
リキッドファンデーションの特徴は、以下のとおりです。
- しっとりとしたテクスチャー
- 高い保湿効果
- 強いカバー力
- さまざまな肌トーンに対応
リキッドファンデーションは、肌のシミやくすみをしっかりとカバーし、自然でツヤのある仕上がりを実現します。均一に塗りやすいので、メイク初心者でも使いやすく、ムラのない美しい仕上がりが期待できます。長時間持続するため、メイク直しの必要がないのもメリットです。
パウダーファンデーションの特徴
パウダーファンデーションの具体的なメリットとして、以下の点が挙げられます。
- 持ち運びが便利でメイク直しが簡単にできる
- 皮脂吸収効果があり長時間の使用に向いている
- マットな仕上がりでテカリを防げる
- 肌への負担が少なく敏感肌にも適している
パウダーファンデーションは乾燥しやすい傾向があるため、使用前にはしっかりと保湿を行うことが重要です。ブラシやスポンジを使って簡単に塗布できるので、メイク初心者にもおすすめです。パウダーファンデーションはオイリー肌や混合肌の人に推奨されています。
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの違い
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションは、以下の点に違いがあります。
- テクスチャー
- 仕上がり
- カバー力
- 使用感
- 持続性
テクスチャー
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションのテクスチャーの違いは、以下のとおりです。
特徴 | リキッドファンデーション | パウダーファンデーション |
手触り | クリーミーで滑らか | 粉っぽく軽い |
感触 | しっとり | サラサラ |
仕上がり | 肌に密着 | 軽くふんわり |
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションには独自の特徴があります。使用シーンや肌タイプに合わせて選ぶことが大切です。
仕上がり
リキッドファンデーションは自然なツヤ感を持ち、肌に密着しやすいのでしっとりとした仕上がりが期待できます。化粧崩れしにくく、素肌感のある仕上がりを求める人におすすめです。
パウダーファンデーションはマットな仕上がりが特徴です。余計な油分を吸収してくれるので、テカリを抑えたい人や、メイクが崩れにくい状態を保ちたい人に向いています。
仕上がりの違いを理解し、自分の肌タイプや求めるメイクの仕上がりに合ったファンデーションを選びましょう。
カバー力
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションのカバー力の違いは、以下のとおりです。
特徴 | リキッドファンデーション | パウダーファンデーション |
カバー力 | 高い | 低い |
仕上がり | 素肌感を残した自然な仕上がり | ふんわりとしたマットな仕上がり |
リキッドファンデーションは、ナチュラルメイクからしっかりメイクまで対応する万能タイプです。カバー力が高く、厚塗りすればシミやニキビも隠せます。
パウダーファンデーションは、ナチュラルメイクを好む人に推奨されます。軽いシミや赤み程度ならカバーできますが、シミやニキビなどを隠したい人には向いていません。
使用感
リキッドファンデーションはしっとりとした感触で、肌に吸いつくような使用感が特徴です。しっかりと肌に密着し、肌の凹凸をカバーしてくれます。乾燥しがちな肌にうるおいを与え、長時間経っても化粧崩れしにくいのが魅力です。
パウダーファンデーションはさらっとした仕上がりで、ムラなく均一に塗りやすいのが特徴です。オイリー肌の人が夏場に使用するのにも適しており、皮脂を吸収してテカリを抑える効果があります。
持続性
リキッドファンデーションは皮脂や汗に強い製品が多く、長時間持続するのが魅力です。保湿成分が含まれており乾燥しにくいので、朝から夕方まで綺麗な仕上がりがキープできます。
パウダーファンデーションも油分が少ないため崩れにくく、タッチアップが簡単なのでサッとメイク直しができるのが特徴です。
【肌タイプ別】リキッド・パウダーファンデーションの選び方
肌タイプに合わせて、適切なファンデーションを選ぶことが重要です。肌タイプに合わせたファンデーション選びは、肌悩みを解消しながら美しい仕上がりが期待できます。以下の4つの肌タイプに合わせたファンデーションの選び方を解説します。
- 乾燥肌
- オイリー肌
- 混合肌
- 敏感肌
乾燥肌
乾燥肌の人は、保湿成分が豊富に含まれたファンデーションがおすすめです。乾燥肌の人は肌の水分が不足しやすいため、粉っぽさ・かさつきが気になりやすいです。肌を潤す成分が含まれている製品を選びましょう。ヒアルロン酸やセラミドが配合されたファンデーションは保湿効果が高く、肌の乾燥を防ぐのに効果的です。
オイルベースのリキッドファンデーションも乾燥肌の人に適しています。オイル成分が肌に潤いを与え、しっとりした仕上がりになるからです。
一方で、パウダーファンデーションは乾燥肌の人には向きません。ただし、保湿力の高いパウダーファンデーションもあるので、パウダーファンデーションにこだわる人は試してみましょう。
乾燥肌の人は、化粧下地に保湿クリームを使うのも効果的です。メイク前のスキンケアで肌に十分な潤いを与えると、ファンデーションのノリが良くなります。
日中も保湿スプレーなどを活用して乾燥対策を行うと、長時間しっとりとした肌をキープできます。メイクの仕上げに保湿ミストを使用すれば、メイクが長持ちし乾燥による崩れを防げるのもポイントです。
オイリー肌
オイリー肌の人は皮脂の分泌が多いため、適切な製品を使わないと化粧崩れやテカリの原因になります。オイリー肌の人には、マットタイプのファンデーションがおすすめです。マットタイプのファンデーションは、皮脂を吸収し、化粧崩れを防ぎます。毛穴が目立ちにくくなり、テカリを抑える効果もあります。
ニキビができやすいオイリー肌の人は、皮脂コントロールも重要です。定期的な皮脂ケアと併せて、さっぱりタイプのスキンケア製品を使うと良い効果が期待できます。メイク落としには、脱脂力の強いクレンザーを使用しましょう。余分な皮脂をしっかり落とせば、肌のコンディションを整えられます。
適切な製品を選べば、オイリー肌の人でもメイクが長持ちし快適に過ごせます。
混合肌
混合肌の人はTゾーンが油っぽく、Uゾーンが乾燥するのが特徴です。季節や体調によって肌質が変わりやすく、ニキビや乾燥によるトラブルが同時に発生することもあります。混合肌のケアには、保湿と油分コントロールが重要です。
混合肌の人は、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションを併用するのが推奨されます。リキッドファンデーションは軽めのものを選び、Tゾーンに使用します。Uゾーンには、保湿成分が配合されたパウダーファンデーションを使いましょう。
複数のファンデーションを使い分ければ、混合肌の特性に合わせたケアが可能です。肌のトラブルを最小限に抑えつつ、均一で美しい仕上がりを実現しましょう。
敏感肌
敏感肌の人は、アレルギー反応や赤み、かゆみが出やすいので、低刺激性の製品を選ぶことが重要です。以下の点に注意しましょう。
- アルコールフリーや無香料の製品を選ぶ
- 軽いテクスチャーの製品を選ぶ
- 天然成分を使用した製品を選ぶ
- 使用前にパッチテストを行う
敏感肌は乾燥もしやすいので、保湿効果がある製品を選びましょう。保湿をしっかり行うことで、バリア機能を高められます。敏感肌は紫外線の刺激に弱いので、UVカット効果のあるファンデーションもおすすめです。
【季節別】リキッド・パウダーファンデーションの選び方
冬と夏では肌の状態が異なるため、ファンデーションの種類やテクスチャーを変えることが重要です。冬と夏のリキッド・パウダーファンデーションの選び方について、詳しく解説します。
冬の場合
冬には保湿成分が豊富なリキッドファンデーションが推奨されます。冬の乾燥した空気が肌の水分を奪いやすく、乾燥肌になるリスクが高いためです。保湿効果のあるファンデーションなら、肌を守る役割も果たします。ファンデーションの重ね塗りは乾燥の原因となるため、軽く仕上げることが大切です。
パウダーファンデーションは、乾燥を助長するリスクがあるため避けましょう。どうしてもパウダーファンデーションを使いたい場合は、保湿成分入りのパウダーファンデーションがおすすめです。しっとりとした仕上がりが期待でき、乾燥防止の効果もあります。下地に保湿クリームを使用すると、肌の乾燥をより防げます。
メイク前にはしっかりとスキンケアを行い、肌の水分を十分に保つことが大切です。メイクの仕上げにミストタイプの保湿スプレーを使えば、肌が乾燥しにくくなり、美しく仕上がります。
夏の場合
夏は汗や皮脂で崩れにくいファンデーションを選ぶのがポイントです。ウォータープルーフタイプのファンデーションが推奨されます。さらっとしたテクスチャーで長時間きれいな肌が持続するからです。パウダーファンデーションを使用する場合は、軽量でマットな仕上がりのものを選びましょう。
日焼け止め効果が高い製品を選ぶのも大切です。UVカット効果のあるファンデーションを使えば、紫外線から肌を守れます。皮脂吸収パウダーが配合されているファンデーションなら、テカリを防ぎ長時間美しい仕上がりを保てます。夏でも室内の冷房で肌が乾燥することがあるので、保湿成分が入っているとなお良いです。
保湿成分が含まれているファンデーションを使えば、肌の潤いを保ちながら、美しい仕上がりをキープできます。冷感効果のある成分が含まれている製品もおすすめです。
リキッドファンデーションの塗り方
リキッドファンデーションの塗り方について、以下の3つの方法を解説します。
- 手で塗る方法
- スポンジで塗る方法
- ブラシで塗る方法
手で塗る方法
リキッドファンデーションを手で塗るメリットは、ファンデーションが自然に馴染みやすい点です。リキッドファンデーションを手で塗る手順は、以下のとおりです。
- 手を洗って清潔にする
- 適量を手の甲に取る
- 指の腹で点置きする
- 内から外に向かって広げる
- 額、鼻、顎に馴染ませる
- 小鼻や目の周りに丁寧に塗る
- 仕上げに軽く押さえる
必要に応じて重ね塗りすると、カバー力がアップします。
スポンジで塗る方法
スポンジを使ってリキッドファンデーションを塗ると、均一で自然な仕上がりになります。スポンジでリキッドファンデーションを塗る手順は、以下のとおりです。
- スポンジを湿らせる
- ファンデーションを手の甲に取る
- スポンジの先端でファンデーションを少量取る
- 顔の中心から外側に向かって塗る
- 最後にスポンジで全体を軽く押さえる
ポンポンと軽く叩くように塗っていくと、ムラなく自然な仕上がりになります。均一に塗り広げるために、スポンジを転がすように使うのも有効です。小じわや毛穴が気になる部分には丁寧に塗り込めば、肌の凹凸をカバーし滑らかな仕上がりが期待できます。
ブラシで塗る方法
ブラシでリキッドファンデーションを塗る際の注意点は、以下のとおりです。
- ブラシを湿らせる
- ファンデーションを適量出す
- 顔の中心から外側に塗る
- 小さなストロークで軽くタッチする
ブラシを使うと顔の境界線を自然にぼかし、ファンデーションがムラなく均一に伸びやすくなります。最後にフェイスパウダーを使えば、ファンデーションの持ちが良くなります。長時間、化粧直しの時間がとれない人におすすめの方法です。
パウダーファンデーションの塗り方
パウダーファンデーションの塗り方は、スポンジかブラシを使うのが一般的です。パウダーファンデーションの塗り方について、詳しく解説します。
スポンジで塗る方法
スポンジを使ってパウダーファンデーションを塗れば、スポンジがファンデーションを適度に吸収し、肌にムラなく塗布できます。軽いタッチで肌に優しく仕上げられるのも魅力的です。スポンジでパウダーファンデーションを塗る手順は、以下のとおりです。
- スポンジにファンデーションを適量とる
- 中央から外側へ向かって塗る
- 軽く叩くように塗布する
- 気になる部分に重ね塗りする
目元や口元は他の部分よりも皮膚が薄くデリケートなので注意しましょう。厚く塗るとシワに入り込みやすく、不自然な仕上がりになるので、軽く薄く塗るのがおすすめです。最後にフェイスパウダーを軽くはたき、余分なパウダーを払い落とし、手のひらで顔全体を押さえてなじませます。
仕上げにミストタイプの保湿スプレーを使用すれば、全体にツヤが出て美しく仕上がります。
ブラシで塗る方法
ブラシを使ってパウダーファンデーションを塗る手順は、以下のとおりです。
- ブラシにファンデーションを適量とる
- 中央から外側へ円を描くように塗る
- 軽く押さえるように塗布する
- 気になる部分に重ね塗りする
ブラシはパウダーを均一に広げやすく、軽いタッチで肌に優しく塗布できるため、ナチュラルな仕上がりになります。ブラシはスポンジと違って、軽いタッチで肌に優しく、敏感肌の人にも適しています。自然な仕上がりが得られるため、ナチュラルメイク派の人にもおすすめの化粧法です。
まとめ
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションには、異なる特徴とメリットがあります。リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの違いは、以下のとおりです。
特徴 | リキッドファンデーション | パウダーファンデーション |
手触り | クリーミーで滑らか | 粉っぽく軽い |
感触 | しっとり | サラサラ |
仕上がり | 肌に密着しやすい | 軽くふんわり |
肌タイプや季節によっても、ファンデーションの選び方や使い方は異なります。自分の肌に合ったファンデーションを選び、理想のメイクを実現しましょう。